●特 徴
【まるごとかみふらのプレミアムビール】(以下:【まるごとかみふらの】)は、上富良野産大麦「きたのほし®」と、2種の上富良野産ホップ「フラノスペシャル」「フラノビューティー」を使用しています。
ビール大麦は2020(令和2)年より、従来使用されていた「りょうふう」に代わり風味や泡立ちを劣化させる酵素「LOX-1」を持たない「LOXレス」が特徴の新品種「きたのほし®」が使用されています。芳醇ながらもスッキリとした喉ごしが特徴のオールモルトビール、爽やかな上富良野の夏にピッタリなビールです。
上富良野はビール主原料となるホップとビール麦の両方が生産される国内唯一の地域。そんな地域特性を生かし、上富良野の「夏の風物詩」として毎年6月中旬から8月上旬にかけてのみ製造・販売される、まさに今(夏)だけ・ここ(上富良野)だけのプレミアムなビールです。
※「きたのほし®」は、サッポロビール株式会社の登録商標です。 ※アルコール類の購入には、年齢制限があります。
※20歳未満の購入や飲酒は法律で禁止されています。
●ALL KAMIFURANO
上富良野はホップ生産100年を数えるビールの聖地。【まるごとかみふらの】は名峰・十勝岳のふもと、肥沃な大地で育まれるホップ・大麦を表したラベルが目印です。上富良野を愛し町内にアトリエと自宅を構えた日本画の大家・故後藤純男画伯の代表作「十勝岳連峰」の壮大なパノラマを配した5本入り化粧箱とともに、中にも外にも上富良野にこだわりぬいた「まるごと」をご堪能ください。
●携わる人々~良質な原料をつくる~
上富良野町でホップが生産が始まったのは今から約100年前。最盛期には富良野地方一帯でホップが生産され、上富良野だけでも100戸を超える農家が携わっていました。
しかし外国産の安価な輸入ホップが急速にシェアを伸ばし、昭和43年をピークに生産農家戸数も作付け面積も減少の一途をたどることとなりました。
2023(令和5)年現在、町内のホップ生産農家は4戸となりましたが、愛情を注ぎ丹精を込めて、世界に誇る良質なホップを生産し続けています。
2015(平成27)年まで使用されていたホップはサッポロビール㈱が1968(昭和43)年に開発した品種で、見た目の特徴として“若葉が目の覚めるような黄色”であったことから「ゴールデンスター」と名付けられました。つるの先端が風になびくと、その黄金色の輝きはまるで星の煌めきのよう。かつては長野県や東北地方でも生産されていましたが、今では上富良野の一部で栽培されるのみとなり、黄金のホップ畑は幻になりかけています。
【まるごとかみふらの】は常に進化し続けます。2016(平成28)年よりホップが「フラノスペシャル」と「フラノビューティー」の2種に、2020(令和2)年より大麦が「きたのほし®」にそれぞれ交代。もちろん全て地元上富良野産です。厳選された原料をブリュワーがこだわり抜いた比率でブレンド、現在の味に辿り着きました。
また、主原料であるビール麦(二条大麦)は、富良野地方やオホーツク地方など北海道内の広い範囲で生産されており、ここ上富良野では約50ヘクタール(東京ドーム約10個分)作付けされています。
新たに採用した新品種「きたのほし®」は1万種もある大麦の中から見出した、劣化の少ないLOXレス性質をもつ品種に従来品種の「りょうふう」を交配し開発したものです。
遺伝子の突然変異・操作で創り出したものとは異なり、自然特性の品種としての安全性も大きな特徴といえます。安心・安全な原料作りには、共同契約栽培にこだわる生産者と共に創るという理念、生産者と開発者との日頃からのコミュニケーションにより原料の安全性と品質を確保に努めています。【まるごとかみふらの】に携わる全ての人々の想いがこもったこの商品は、唯一無二・進化し続けるクラフトビールです。
※「きたのほし®」は、サッポロビール株式会社の登録商標です。
※アルコール類の購入には、年齢制限があります。
※20歳未満の購入や飲酒は法律で禁止されています。